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施術師の咄嗟の判断と対応(ご利用者様の様子がおかしいと思ったとき)

ケース1)ご利用者様宅のご主人が高熱でだるそう

2月のまだ寒いの午後にご利用者様の奥様の施術に訪問した際にご主人の様子が変だと言われたので、
即座に非接触体温計で測ったところ39.1℃の高熱でとてもだるそうにされていました。

施術師は咄嗟の判断で救急車を要請しました。

また相談員である所長に状況を報告しました。

所長は即座に担当ケアマネに電話をしてご主人の掛かりつけ医がわかれば教えて欲しいとお聞きしたところ、
循環器でかかっている総合病院を教えていただきました。
コロナで病院への搬送に時間がかかるといけないので現場にいる施術師に連絡して、
救急隊が来た際に、念の為、伝えるように言いました。

この対応で、肺炎をおこしていたご主人は一命をとりとめることが出来ました。
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ケース2)老人施設のお部屋に訪問したら様子がおかしい

本日施術師が老人施設に訪問したところ、車椅子に座られているご利用者様が挨拶するも返答もなく
明らかに様子がおかしかったので急いて館内のヘルパーさんに連絡しました。

意識が朦朧とされており脳梗塞を起こしているかもしれないということで緊急搬送の手配を取ることになりました。

ご利用者様は当日朝は元気に電動車いすで散歩されていました。
ただしこちらのサービス付高齢者施設でご利用者様は朝食は取らない方で、
朝の体調悪化は確認出来ていませんでした。

脳梗塞は発症からいかに早く治療に入れるかによって後遺症の状況が大きく変わると言われております。
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咄嗟の判断は本当に大事ですね

今回ご紹介した最近の二つの事例は弊施術者の主任施術者が対応しました。
ご家族様、ケアマネジャー様からとても感謝されました。
所長である私にとっても嬉しく誇れる施術師と心から思います。
ありがとうございます!

引き続きみなさまよろしくお願いいたします。
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2023年03月16日